こんばんわ。
TOMOROHです。
まず、家庭により利用している端末の種別や台数が違うと思います。
ですので、うちの家庭でネットワーク接続している端末の実情をちょっとばらしてみます。
デスクトップパソコン:2台(有線:1台、無線:1台)
ノートパソコン:2台(無線:2台)
iphone 3台(3G:1台、4:1台、4S:1台)
ipad 1台(第3世代Wifi専用:1台)
PS3 1台
wii 1台
DS 1台
こうやって書き出してみると
「どれだけネットに依存しているんだよ!」
って感じです。
利用シーン(利用環境)によってどういった対策をしているかは
以下のとおり。
家庭での対策内容:
無線LAN環境
「NEC WR8600N」によるURLフィルタリング(悪質サイトブロック:ファミリースマイル)
カテゴリルールは、「インターネットあんしんコース」をベースにカスタマイズしています。
ですので、
・デスクトップ (無線接続:1台)
・ノートパソコン
・iphone
・ipad
・PS3
・Wii
・DS
・android(SHARP 102SH)
は、すべて変なサイトは見れません。
えぇ、エッチなサイトもお酒のサイトも全部だめ~です。
端末での対策内容:
・デスクトップパソコン(有線接続端末)
「ウイルスバスター 2012 クラウド」のペアレントコントロールにより
フィッシングや不正サイトをブロック。
※なおこの端末は嫁専用。子どもも触らないため最低限にしています。
そして、パスワード、嫁は知らないので変更もできません。
・デスクトップパソコン(無線LAN端末)
「ウイルスバスター 2012 クラウド」のペアレントコントロールにより
フィッシングや不正サイトをブロック。
※この端末はルータのURLフィルタも併用です。この端末は子供がごくまれにインターネットで
ゲームをしたり、「youtube」を見たりしているため。
今後は専用アカウント(制限ユーザー)を作り不正変更できないようにする予定。
・ノートパソコン(無線LAN)1台
「ウイルスバスター 2012 クラウド」のペアレンタルコントロールにより
フィッシングや不正サイトをブロック。
パスワードロック
HDD暗号化(trueCrypt利用)
※この端末は外部持ち出しを前提とした端末のため、子どもは触りません。
というか自分しか触れない。
・ノートパソコン(無線LAN)1台
対策なし。
※これは、嫁のskype専用パソコン。ウイルス対策も無料の「avast!」のみ。
ほぼ文鎮に近いものです
・iphone/ipad
「設定」→「一般」→「機能制限」
許可:
「safari」/「インストール」/「Appの削除」/「不適切な言葉」
をオフ
コンテンツの許可:
「ムービー」/「App」の年齢制限を設定
「App内での購入」オフ
子ども用ブラウザとして「Yahooあんしんねっと」をインストール
パスワードロックは常識で。
・Wii
年齢設定ができたはず。今は子どもが使っているので不明。
・PS3
子ども用のアカウントを設定。
※子どもはPS3はほぼ触らないため、運用で回避(笑)
・Android(SHARP 102SH)
指リストによるロック
「セキュリティ対策ツール for android」による「有害サイト規制」
この端末は子どもに触らせないのでこのレベルで。
というのが実情です。
外部に持ち出すことの多い、iphone/ipad/ノートパソコンは家庭内で使う内容に比べ、どうしても甘くなりますが、正直しょうがないと思ってます。
では、次はユーザーの環境別の対策。
家庭にパソコンが3台以下で無線LAN環境があり、でandroid端末がある場合。(ゲーム機なし)
パソコン:
・ウイルスバスター 2012 クラウドなどのURLフィルタリング(ペアレンタルコントロール)のある
ソフトウェアをインストールし、インターネットのアクセス制限をかける。
・子ども専用のアカウント(制限ユーザー)を作成する。
android端末:
・「Yahooあんしんねっと」を利用する。(標準ブラウザは無効化・・・できないんでしたっけ?)
・ウイルスバスター for android (有償)などのペアレンタルコントロールできるソフトウェアをインストールする
・google PlayにコンテンツフィルタリングやPINを設定する。
・「まもるゾウ」などのペアレンタルコントロールアプリをインストールする。
上記環境に固定ゲーム機がある場合。
ゲーム機で対策できるものであればそちらを利用する。
できなければ、家庭内ではルータによるURLフィルタリング(ペアレンタルコントロール)を検討する。
iOS搭載端末(iphone/ipod touch/ipad)がある場合。
機能制限を行う。
URLフィルタリングは携帯キャリアのサービス+Yahooあんしんねっと。
できれば、家庭内ではルータによるURLフィルタリング(ペアレンタルコントロール)を検討する。
といったところでしょうか。
最後に。
ちなみに、携帯キャリアの提供するURLフィルタリングはネットスター社のデータベースを利用しているはずです。所感ですが誤検知は少ないですが、そのかわり新しいサイトや雨後の竹の子のようなフィッシングサイトや不正プログラム配布サイトには弱いような気がします。
ですので、URLフィルタリングは複数のデータベースを利用するべきだと思いますし、子どもときちんと向き合い、こういった場合はどうするといった意見交換が必要だと思います。
URLフィルタリングや機能制限といったものはどうしても子供の危険に接する機会を
「低減」
させるものであって防ぐものではないということを理解しておいてほしいなぁと。
大体、youtubeのようなサイト。見る見ないはURLフィルタリングで制限できますが、
その中のコンテンツまでこまかく制限できないんです。
などなど。
今回なぜこのような記事を書くにあたったかというと。
小学生1年生の子どもにスマートフォンを持たせているという親がいると知ったもので。
ソースが見つからない・・・どこで見たんだろう(涙)
しかし、どんな親がもたせてるんでしょうね。
かなり気になります。
参考:
長崎県警察
http://www.po
lice.pref.nagasaki.jp/a21seian/b07cyber/HP/24sumaho.pdf
Androidタブレットをかわいい子供に渡すその前にという資料を公開した。(はなずきんさん)
http://d.hatena.ne.jp/hanazukin/20120725/1343226743
2012/8/3 誤植を修正
2012/8/7 追記修正
2012/8/14 参考を追加
子どもを持つ親のための利用シーンにみるスマートフォンのセキュリティ
JUGEMテーマ:インターネット
コメント
“子どもを持つ親のための利用シーンにみるスマートフォンのセキュリティ” への2件のフィードバック
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そうそう、うちのこもyoutubeよく見るのでyoutubeの中でフィルタリングしたいんだけどできないよのね。。。涙 よいビデオもあるだけに・・・
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そうなんですよね。
googleのアカウントを作ってと思ったのですが、アカウントは13歳以上でないと作れませんし、ログアウトされてしまうとそれまで。
iphone/ipad内の機能制限でなんとかできればよいのですが、こればっかりはコンテンツ提供者側がきちんと設定してもらえないとどうしようもないんですよね。
とりあえず履歴をチェックし、良い悪いをきちんと教えるしかないかなと思ってます。
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