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こんんばんわ。
TOMOROHです。
寒いです。
どこかでは、初雪がふったとか。
明日はもっと寒いらしいし。
コタツに潜ってでてこない、こたつむり化しております。
あははっ
さて、仕事で客先からiphone4(4月に3Gから機種変してもらったのです)を使っていますが、2台持つならiphone2台はちょっと嫌。
って、ことで私個人の携帯はandroidにしようかと考えてます。
で、気になるのはセキュリティ。
となるのですが、先日トレンドマイクロのスマートフォンに対するセキュリティについてセミナーに参加してきたのでそれを踏まえていくつか要点を。
1.スマートフォンは携帯電話やパソコンに比べ、寿命が短い。
スマートフォンは1年間でOSのバージョンが1.6(2009年9月)~2.2(2010年5月)バージョンアップされており、1.6については、すでにいくつかのメーカーがサポートしていないという状況。
これを考えると、スマートフォン端末の2年縛りはやめるべきかもしれませんね。
2.ROOT化やJailBreak。
通常Windowsパソコンは管理者特権で利用するのが当たり前で、その影響でウィルスの脅威にさらされてきました。そのため、Windows Vistaから管理者特権を通常ユーザーで利用できないようUACと呼ばれる機能ができましたが、スマートフォンで管理者特権を取得することをROOT化やJailbreakと言います。
管理者特権を取得することによりいろいろできるようですが、正直危険性も高くなります。
管理者特権でのみ感染するウイルスもあるため、要注意です。
3.スマートフォンを標的としたウィルス
昨年から今年にかけて、スマートフォンの普及に合わせるように爆発的に増えてきています。
端末が多いだけにandoroidを標的としたウィルスが多いようです。
だからといってiphoneは大丈夫かといえばそうでなく、少ないながらウィルスは存在するようです。
4.アプリによる危険性
スマートフォンを拡張するアプリにより、機能が無限に広がるわけですがアプリの洗練度はiphoneが優れている状態です。
androidはほぼ無審査でマーケットに登録できるの対し、iOSは事前審査制です。
そのためandoroidアプリはアンドロイドマーケットに登録後不正なプログラムが削除されていくようですが、iphoneなどのアプリは事前審査制というところもあり危険なアプリは登録されにくい傾向にあるようです。
そのため、アンドロイドマーケットは同じアプリでもいったん正規のアプリをダウンロードし不正プログラムを組み込んで無料で公開するといった事例もあるようです。
5.アドレスバーが短い
スマートフォン全般に言えることですが、アドレスバーが短くアドレスがすべて参照することが難しいです。そのため、似たようなアドレス(www.microsoft.com.info) が途中までしか表示されずマイクロソフトの正規サイトかどうか正確な判断ができないといったことがあると思います。
これを悪用しフィッシングサイトへ誘導されても気づきにくいというのが実情です。
とまあ、いくつかポイントを記載しましたが利用者ができるセキュリティとしては、
1.管理者特権を取得しない。
2.ウイルス対策ソフトをインストールする。
3.信頼できる配信元からのアプリのみインストールする。
4.キャリア側サービスとしてURLフィルタがある場合URLフィルタを利用し不正サイトへのアクセス防止を利用する。
とまぁ、インターネット経由のセキュリティについては、記載しましたが
盗難や紛失の危険もあります。
なので、
・パスワードロックをかける。
・GPS機能を利用した追跡機能を利用する。
・紛失しないような対策を実施する。
・紛失した際に遠隔でデータ消去できるようにしておく。
といったことを、追加で実施すべきかと。
とまあ、リスクを正確に把握したうえで使えば、必要以上に怖がる必要はないというものだと思います。
ということで、docomoとソフトバンクの公式ウイルス対策ソフトはマカフィーですが、GPSの追跡機能がほしい場合は、トレンドマイクロなどのスマートフォン向けのウイルス対策ソフトを使いましょう。
(auの公式がトレンドマイクロなのでかなりうらやましいです)
トレンドマイクロのモバイルセキュリティソフトは
・ウイルス対策
・遠隔消去(リモートワイプ)
・位置探索
といった機能がありこれでかなりの対策ができるかと。
キャリアとしては、auが一番対策できてる気がするなぁ。
一番甘いのがsoftbankと感じるなぁ。
(2011/12/06 加筆修正)